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差し押さえ喰らう前に【住民税】未払いないか確認!

日常
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どうも saekichi です。

Yahoo!知恵袋とかによく載ってそうな話題が、身近で起きたのでちょっと書きたいと思います。

住民税に限らず、税金全般およびキャッシングやローンなどの未払いや延滞はないですか?

お役所様や債権回収会社はそんなに甘くない、と言っておきましょうか。

今回のケースの経緯やその後の対応などをお話したいと思います。

ヤミ金レスキュー

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 差し押さえ?通帳記載したら残高0円!?

これ自分におきたら頭真っ白になってパニックになりますよね

話はパートのSさん(仮名)

自分のパート代の振込み、自分の電話代、保険代の引き落としは

自宅近くの自分の銀行の口座だそうです

それとは別に旦那さん名義の、生活費全般の引き落とし口座があるそうです

給料の振込みは通常の25日ですが、その月は25日が土曜日だったので

前日の24日(金)に振り込まれる予定だったみたいです

仕事終わりに銀行寄って、引き落としされる分でそれぞれ預け入れ等してたらしいんです

で、最後に通帳記載して帰ろうとしたその時!

自分の口座の通帳に何やら異変がと思い、しっかり見てみると

なんと、預金残高0円の表記

詐欺にあったのか、悪用されたのか何が起こったのか一瞬分からなかったと

金曜日で、窓口は閉まっている時間帯

窓口が閉まっている時間帯でも電話案内が受けられるらしい番号が通帳の後ろのページに記載されていたのでかけたそうです

そこで、「通帳記載したら残高が全額引き出されている状態」と説明

すると、

「日付」「概要?の記載内容」「最後の記載の一番右の番号」

を聞かれて、記載内容を答えると

一番右の欄は「支店番号」だそうで、

「こちらでは詳細は分かりかねるので、月曜以降支店にご連絡の上ご確認を」

とのこと

土日もずっとモヤモヤしながら過ごすんかーい!

という気が気じゃないですよね

仕方がないので、同じような事例がないかネットで探しまくったそうです

似たようなものはあったものの、これだ!という確証が持てるものがなかったといいます

では、通帳の記載内容はどういったものがあるのか

ちょっとここで少し説明したいと思います

通帳の記載内容

通常の普通預金のページでは、

左上1〜と数字が振ってあります

  • 年月日
  • 記号(または摘要「お客様メモ」等)
  • お支払い金額(円)
  • お預かり金額(円)
  • 差引残高(円)
  • 備考(または記号・店番号)

 

というように、だいたい6つの項目が左から表示されていると思います

(銀行や郵貯などで若干違いがあります)

では、それぞれ簡単に説明していきます

・年月日

振り込みや預け入れ等をした日にちが記載されます

・記号

900や100という数字が印字されていたりします

(千◯銀では900が入金、100が出金、引き落とし)

(U◯JではQT-カードで引き出し、RT-振り替え、LT-振り込み等)

・摘要(お客様メモ)の場合

給料、口座振り替え(4)など、支払機、カード、手数料、ご返済等

が印字されています

金額に対して何がなされているかの表示ですね

「給料」は勤務している会社からの給料振り込み

「口座振り替え」は光熱費や保険などの引き落とし

「支払機」「カード」は銀行やコンビニATMで引き出しなどをした時

「手数料」は時間外などでかかる手数料

「ご返済」はキャッシュローンなどがある場合はその返済

・お支払い金額

口座からお金が出ていく時ですね

キャッシュカードで引き出しをしたり、口座振り替えで引き落としがされるとお支払い金額の欄に取り扱った金額が表示されます

引き出し、引き落としがあった場合は、この欄に金額が記載されて隣の「お預かり金額」の欄に振り替え先が記載されます

英字で「AD」は入金

ちなみに「サシオサエ」の文字もお支払い金額の隣のお預かり欄に印字されます

・お預かり金額

こちらは、口座にお金が入る時ですね

振り込みや預け入れ等の入金があった場合にこの欄に金額が表示されます

振り込み等があった場合は、左の「お支払い金額」の欄に振り込んだ人(会社)の名前などが印字されます

英字で「CD」は「出金」

ここに金額ではなく、文字が印字されている場合の「サシオサエ」もしくはお支払い欄に金額があるのに文字がない場合は要注意です(というよりすでに…)

記載がない場合、窓口で通帳、印鑑による引き出しもあります

・差引残高

ここは、最終的に口座にいくら残ってますよという金額が表示されます

入金、出金によってこの金額になりましたというものですね

よく米印がついてたりすると思いますが、マイナス(ー)がついてなければ引き出せるお金がある、ということなので心配はいりません

今回のケースではここが「0円」になりました

端数もなく0円てよっぽどですよね、全額ですから

・備考(または記号、店番号)

ここは、入金なのか出金なのか、またはどこの支店の扱いなのかやどこのコンビニATMなのかが分かります

これも銀行によって表記が違います

数字表記だったり英語表記だったり様々ですので割愛させていただきます

さて、通帳の表記の説明をしましたが、今回のSさんの場合

「お支払い欄に残高全額分」「お預かり欄には記載なし」「残高0円」

だったそうです

他のネットでの情報では

差し押さえの場合は「サシオサエ」の印字

お預かり欄に記載がない場合は、誰かが窓口で引き出し

という情報しかなく何度探しても全く同じく当てはまるものがなかったそうです

なので、悪用されたのか差し押さえなのかハッキリわからない状態

で、話を進めますが月曜になり銀行に電話したそうです

〇〇市より差し押さえの通達

なんと、 市からの差し押さえとのこと

銀行側は「詳細は分かりかねるので〇〇市の方へご確認ください」と

電話番号を案内されたそうです

で、役所の方へ電話をすると

「住民税の未払いがあるため、差し押さえさせていただきました」

お役所様は、裁判所を通してではなく銀行に直接差し押さえの手続きができるんですね〜

ここで、お役所様には現状の様々なことを聞かれます

・現在の自分の収入および、世帯のだいたいの収入

・車の所有の有無および、名義人

・生命保険等の加入状況 

など、持っている財産、抑えられそうな財産は聞かれます

で、ここからお役所の怖いところは

残額に関わらず、1年以内で何としても払ってもらおう

というものです

たとえ、その人が貯金がなかろうが収入が少なかろうが色々な状況により生活が(支払いが)苦しかろうが払うべきものは払って頂きます

といった感じです

「税金」と「借金」の未払いの違い

ここでは、「税金」と「借金」に未払いがあった場合の違いをお話したいと思います

・消費者金融やキャッシュローンの滞納の場合

本来、自身にお金がない状態で他者から「お金を借りる」というもの

この「借金」には、賃金業規制法という法律の元、取引が行われています

そこで期日を過ぎても支払いがない場合は

・電話や手紙による催促

・自宅を訪問、交渉

・裁判所へ

といった順番で行われるそうです

期日を過ぎると「督促状」が届きます

それを無視していると「重要」と書かれた「督促状」になります

さらに無視し続けると【催告書】というものが「内容証明郵便」で届きます

(「内容証明郵便」とは本人に直接届け、受け取りの記録が残ります)

そうすると、支払いに応じてもらえないので「法的措置」を取ります、と

「簡易裁判所」から内容証明郵便で「支払い督促申立書」が届き、法のもと支払いの計画をしましょう、となってしまうのです

14日以内に、同封の「異議申立て書」を「異議あり」と送り返せば「訴訟」(口頭弁論)に移り

裁判所に出向いて「支払いについて話し合う」事になります

これも無視してしまうと「仮執行宣言付き支払い督促申立書」が届いてしまいます

(こちらも14日以内に送れば「訴訟」に移る)

これさえも無視してしまったら、あとは強制執行による財産の差押え等が行われてしまいます

この時効は5年(3年、7年もあり)と言われていますが、「催促状」など裁判所から届くと時効の中断となります(今までの期間が無効)

あとは、

「債務整理」(任意整理や自己破産)が可能です

・税金の未納の場合

こちらは「日本国民は納税の義務がある」という日本国憲法で定められています

納税の期日を1日でも過ぎたら「滞納」となり、その期日から20日後に「督促状」が発行されます

これを、無視すると「催告状」が届きますが、まだ法的な文書ではありません

放置が続けば「催告書」が何度か送られてきて、無視していれば強制的に差し押さえがおこなわれてしまいます

ここで怖いのが、税金は行政なので、法律で、

「督促状を発行した日から10日以降、差し押さえの強制執行が認められている」

ので、無視しているとある日突然差し押さえされるかもしれません

で、後日「債権差押調書(謄本)」なるものが、送られてきます

こういう滞納があったので、法律により差押しましたよ〜ってやつです

「債権目録」「未納金額明細書」

が一緒に同封されてます

「債権目録」は、差押債権の表示ですね

債権差押通知書到達日現在の残高の払戻請求権とあり、差し押さえの限度額と差し押さえされる銀行と口座の情報が記載されます

「未納金額明細書」は、どの税金がどれだけ未納かが記載されます

(これは過去5年間分だけなんですかね)

この手紙は「税務課の整理班」というところから送られてきます

で、ここで気をつけたいのが

「税金は、個人再生や自己破産しても減額などされない」

ので注意が必要です

借金は、債務整理で減額などが適用されるかもしれませんが、税金は払う義務なので

払うまで見逃してもらえないということ

役所と未納分の支払い計画をしたら

電話等で、残額の支払い計画を話し合ったら、「必ず期日までにいくら支払います」的な誓約書なるものを書かなくてはなりません

それを破ったら、また差し押さえをくらうか全額支払えとなってしまいます

なので、とにかく12ヶ月で支払いするようどんどん話を進められますが、とにかく支払いが再び滞らない金額をしっかり提示しなくてはなりません

あとは、決まった支払いをしっかりしていくのみです

今度は滞納しないように…

さいごに

住民税に限らず、国民健康保険など国の定めた支払い義務のある税金は、国民が必ず納めなければならないということ

借りたお金を返すのとは違いますので、支払うしかないのです

「何に使ってんだかわかんないような無駄遣いされる税金なんて払いたくないよ!」

「訳わかんない工事にいくら使ってるんだよ!」

と結構な人が納得していないかもしれませんが、仕方がないですね

とにかく、未納があって「督促状」や「催告書」が届いてしまっている人は、それを無視することなくお役所に早めに相談するべきです

少しでも払える範囲で払えるようにしておいた方が、後々困りません

あとは、口座はいくつかに使い分けることをおススメします

給料の振込と引き落としなど、生活に必要なお金が1つに纏まっていると差し押さえされたときに生活できなくなっちゃいますからね

支払いばかりで、まともな生活で楽しく人生なんて過ごせないよ

税金のために働いてるみたいだ

と思うかもしれませんが、なんとかこの先少しでも多くの人が納得して税金を払える世の中にしてほしいですね

これを見て、少しでも差し押さえクラう人が減りますように

最後までお読みいただきありがとうございます

日常
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saekichi

2児の母であるコロナで撃沈中のタクシー運転手。
バスケットや野球、水泳などをやってきたスポーツ好き。
筋トレや身体の使い方、栄養など子供の成長や大人の魅力アップに繋がることをもっと学びたいと思っています。
たまに絵も描いてます。

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