小学校の頃「林間学校」(現代は「農山村」とか「移動教室」って言う)とかでみんなで泊まって活動した『少年自然の家』
学校や団体に限らず、家族でも利用が可能って知ってましたか?
恥ずかしながら、私は最近知りました。
この少年自然の家、子供の活動の為に運営しているので子供向けの家族や団体にはとても良い施設なんですね。
この施設のメリット・デメリットを挙げてみたいと思います。
少年自然の家のメリット
宿泊費が安い
何と言ってもコレですかね。
子供の為の施設なので「中学生以下が無料」なんですね。
で、大人でも(施設のある?)「市民820円」「市民以外1,640円」と、かなり割安。
宿泊費というのは、いわゆる「施設利用料金」となる訳です。
ただ、上記以外にリネン(布団カバーなど)や食事(バイキングや野外炊飯)の料金がかかるので完全に無料という訳ではないんですけどね。
※(リネン220円、バイキング《小学生3食で1,910円》《中学生以上3食で2,064円》野外炊飯(例ポークカーレー4人セット2,304円等)
子供の為の活動が出来る
最初に述べたように『子どもの為の施設』なので、親子で共同作業や子供の体験型として活動できるのです。
プレイホール(体育館)もありスポーツ活動や中にはボルダリングも出来るようになっています。(通常家族利用は出来ないが、団体使用がなければバドミントン・卓球は出来る)
(家族向けのクライミングウォールが出来る)
他にも、野外炊飯や田植え、様々な手作り体験なども出来る。
家族の絆が強くなる
基本的にはセルフなので、活動内容など自分らで考えての行動になります。
材料などは予め注文するので用意はされてますが、そこからは自分たちで工夫しながらやっていくので家族の中でも協力が必要になる。
その中で、子供も自分で考えながら動いていくことになるので行動力も養えるのではないでしょうか。
デメリット
団体客が多い
学校など様々な団体がほとんど利用しているので、家族で静かに…というのは難しいかも。
一年を通して県内の各学校が利用しているし、夏休みなどの大型連休は予約が早いうちに埋まってしまいます。
活動プログラム等を出さなければならない
家族でも活動プログラムという、その日の希望する活動内容を時間別で作成して、1ヶ月前には提出しなくてはなりません。
利用する施設などによっては、他の利用者とのプログラムと照り合わせて調整されます。
活動プログラムの他、リネンや食事の注文書も提出します。
提出方法は、メール・FAX・郵送・持参とあります。
ただの観光旅行も悪くないけど
今は大人となった人も子供時代を…そして今の小中学生も修学旅行気分を味わえるかと思います。
体験型ってやっぱり子供にとって凄く良いものではないでしょうか。
今回夏休みに、家族ではなくチームの合宿で利用しますが、中には家族で良く利用している方もいます。
高校の部活みたいに夏合宿でガッツリ…は出来ませんが、子供たちにとって新鮮なものでもあり大変な練習の中の楽しみの一つでもあると思います。
自然に囲まれた施設でもあるので、自然に触れて過ごす事は、都会や自然の少ない環境の人には良い機会です。
千葉の長柄町少年自然の家の様子
通りから少年自然の家の入り口
(普通に走っていると分かりにくい)
ちなみにこの画像の右方面から来ましたが、普通に通過してしまいました…
こちらは駐車場の門です。
山の中なので、必ず閉めるそうで最初ここに停めていいものか悩んだ挙句通過して、舞い戻って来ました(笑)
入退所時間が9時〜16時とのことで、送り迎えなどの人もその時間で車を出さなくてはいけないそうです。
野外炊飯を行う場所です。
宿泊する場所が、「宿泊棟」と「ログハウス」とあり、この画像は宿泊棟近くでココとは別にログハウスの近くにも野外炊飯を行う場所があるそうです。
ここは、キャンプファイヤー場ですね。
夜の雰囲気で、異性にドキドキしながら青春したあのキャンプファイヤーです(^ ^)
右から、受付のあるサービスセンター、ここで最初の施設利用料を支払います。真ん中は集いのホールと言って利用するみんなが最初に説明を受ける所ですね。最後に左にある建物が宿泊棟です。
(今回ログハウスの写真は撮っていない為載せていません)
あとは、先程の右手にプレイホールという体育館施設があります。
(中の様子は何枚か上に載せています)
説明が終わり11時を過ぎると宿泊棟の部屋に入る事ができます。
入ってすぐに、リネンを各部屋に持っていきます。(コレを使用せず汚した場合は別途クリーニング代などがかかります)
あとは所々このようなスペースがあります。
この冷蔵庫はビールとかをしまう訳ではなく、持参した薬などを保管する為のものです。
そしてお風呂(男風呂は隣にあります)にお風呂上がりの一杯(笑)の自販機スペース。
(ジュースしか置いてません)
そして、階段を登るとバイキングでの食堂ですね。
ここは時間内で、各施設利用者がそれぞれ使いますので、団体様と被ることもあります。
食事等のアレルギーに関するものも、メニュー表など掲載されているので、それによって施設申し込みと同様に提出する場合もあります。
団体で利用する場合
家族ではなく団体として利用する場合も、宿泊日の申し込みをしてから、活動プログラム希望書と宿泊者名簿を提出します。
約1ヶ月前に、その日に宿泊する人たち全部の活動プログラムを調整して、決定されたら改めて連絡がきます。
学校の他にも、たくさんのスポーツ団体が利用しているようです。
夏合宿以外にも、割と土日やちょっとした連休に利用している団体が多いです。
※団体での利用は事前に「団体説明会」に参加しなくてはなりません。(以前利用した事があっても利用する年に一度必ず参加)
家族での利用も、お友達家族と一緒に!っていうのも良いかもしれませんね。
夏は千葉の長柄町にプール施設があるそうで、家族利用の人は割引券を貰えるそうです。
さいごに
今回は団体で利用する為に、団体説明会ついでに施設の写真を撮ってきました。
ご家族で利用している人も結構いたので、そういうのも凄くいいじゃん!と思いました。
載せている画像も、千葉県長柄町の少年自然の家の様子ですが、他の地域ではまた少し違うかもしれませんので、予めご確認の上ご利用下さい(^ ^)
夏休みに限らず、少しの休みでも手軽に利用出来ると思うので、是非一味違った体験と思い出作りが出来れば幸いです。
千葉市少年自然の家のホームページから、空室状況を調べたり申し込みに必要なものや流れ、体験型実施状況などを見る事ができます。
最後までお読み頂きありがとうございます
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