バスケットをしているプレイヤーに絶大な人気を誇るアシックスの「ゲルシリーズ」
主にスピードのある人は「ゲルフープ」を履いている事が多いのかもしれませんね。
今回は、センターおよびパワーフォワード向け、さらにはオールラウンドでいけるバスケットシューズの『ゲルバースト』をご紹介したいと思います。
↓↓「ゲルフープ」や「ゲルフープとゲルバーストの違い」はこちら↓↓
アシックス「ゲルバースト」シリーズ
ゲルフープ同様、昨年新作で出たものより、デザインから性能までかなり進化したようです。
まず、「ゲルバースト」シリーズのシューズの性能をチェックしてみましょう。
・ホールド性
・フィット性
・耐久性
・クッション性
・グリップ動作、ドライブにも安定
・横のブレに強い
などが挙げられますね。
スピードはもちろん、踏ん張りをきかせる「パワー」に対する耐久性、グリップ動作やドライブにも対応するという優れものですね。
これらの性能から「センター」さらには「パワーフォワード」向けと言って良いシューズですね。
ゲルバーストのシューズ性能
先ほども挙げた通りですが、かかとのクッション性に優れ、さらには横のブレに強いのでゴール下付近でのプレイ、パワープレーやジャンプ着地からの踏ん張り・ねじ込み・押し込みのプレイに対して安定性があり、しっかり支えてくれるという安心感。
そして、その動きに耐える為のフィット性であり耐久性が備わっているというのが強み。横のブレなどの衝撃はシューズはが傷みやすくなりますからね。足への負担を軽減してくれるといったところでしょうか。
ゴール下付近でのパワープレー意外にもグリップ動作やドライブにも安定性があるということで、スピードのある体重のある選手(フォワード)にも向いているでしょう。
ゲルバースト21Th
この段階でも、その前の20thより進化した感じはありましたが、今までのバスケットシューズの概念を覆すようなデザインに近づいてますね。
ゲルフープと同様縫い目がほとんどなくなったというのは、見た目的にもかなり大きいです。さらにはアッパー部分に使用している素材ですね。
今まで「メッシュ」というイメージが強かったのですが、ここでさらに通気性にも優れたものが出てくるという、パワーアップすることで足への負担やストレスを軽減されるというのは、プレイヤーにとってはプレイだけに集中できる最高のバッシュということですね。
最新ゲルバースト22th
今までのバッシュのイメージとはだいぶ変わりましたよね。
これまでのゲルバーストの性能は、主に「センター」や「パワーフォワード」向けがメインだったかと思いますが、『オールラウンド』向けに完全にシフトしているようです。
その理由と取れるのが、
このシューズ裏(ソール)の構造を見ていただきたいのですが、根本的にデザインが変わってますよね。
今までは、どのモデルでも右側のタイプだったと思うのですが、この「22th」では左側のデザインとなっています。
主に、「前足部中央」と土踏まずあたりの「中足部」の2箇所が一新されました。
前足部は放射線状に伸びたソール意匠、中足部はトラスティックこれらが備わった事により、オールラウンドすなわち全部のポジションでも良いパフォーマンスを上げる事が可能になったという訳ですね。
前足部中央
中央部から放射線状に伸びたソール意匠と言われても何のことやら…となるかもしれませんね。
「意匠」というのは、
意匠とは、物品あるいは物品の部分における形状・模様・色彩に関するデザインをいいます。なお、物品の部分における形状・模様・色彩には、物品の操作の用に供される画面デザインも含まれます。
ソールが靴の「底」なので、この靴底のデザインという事ですね。
気になる方は、こちらもご覧ください。
話は戻りまして、このソールの形状がなんとも斬新。
中央部から様々な方向へ向かう事により、ドライブモーション時に全方向へのグリップを追求とのこと。
「グリップ」とは「握る部分」とか「握り方」を意味していますが、この場合の「グリップ」とは、ソールの部分で『床をつかむ』とかの意味ですね。
ドライブ(ドリブルで切れ込む)の姿勢に入った時に、擬音でいう『ギュワっ』っていう感覚です。
加速がより強化される感じですね。
中足部
今まで「ゲルバースト」にはなかった「トラスティック」
このトラスティックというのは、シューズのねじれを抑制する樹脂製のものですね。それによってソール部分が強化され、より安定した動きができるようになるといったもの。
実は、さまざまな競技のシューズにもついているものなんですが、競技や動作やその動きの特徴などによって形状が変わるので、同じバッシュでもメーカーや「適正ポジション」なんかでも変わってくるんですね。
シューズがねじれすぎないように開発された優れものです。
アッパー部分の素材
こちらは、新素材という。
・通気性は人口皮革以上
このように、見た目だけではなく内容としてもグレードアップした新素材を採用したようです。
さらには、柔らかさを兼ね備えながら耐久性もアップしているそうなので、今回の「22th」は本当にどのポジションのプレイヤーにも良いパフォーマンスの向上が期待できそうですね。
足幅の選択・カラフルなデザイン
ゲルバースト21thでもそうだったようですが、ゲルフープと同様足幅の選択ができるようです。
これは、サイズだけではなく足の横幅もしっかりフィットさせることによって、足がバッシュの中で遊ばず、尚且つ怪我の予防にもなるので、購入の際は、是非そこも考えてもらいたいなと思います。
あとは、「ゲルバースト」の中でも「GE」とありますが、こちらはカラフルなデザインが多いので、周囲と同じバッシュは嫌だという人には向いています。
とても個性を出せるシューズだと思います。
さいごに
今回は「ゲルバースト」シリーズの最新シューズのご紹介となりました。
同じアシックスでも、ゲルシリーズの中でそのポジションに合ったシューズというものが存在します。何となくのデザインや好みだけで、つい選びがちですが自分に完全にフィットしたシューズというものは、足への負担の軽減や怪我の防止、さらには最高のパフォーマンスの向上へとつながります。
今まで「あまり深く考えてなかった」とか「何となく違いはあると思ったが気にしてなかった」なんて人は、この機会に是非自分に合ったシューズを選んで、もっともっとバスケットを楽しんでもらいたいと思いました。
また、新しい情報があったらどんどんご紹介していきたいと思います。
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